幸福映画にエースが不在
毎年恒例の幸福映画。今回のタイトルは「僕の彼女は魔法使い」。
幸福の科学精舎に凸って友人の分までチケット確保→映画館で信者に囲まれながら「笑ってはいけない幸福の科学映画観賞会」を堪能→帰りに忌憚のない感想を言い合う飲み会
までが毎度の流れ。
明日渋谷で観る予定だが、今回の出来はどうだろう。千眼美子の好演でそこそこ見られる作品になってしまわないだろうか。
以前と違って、最近の幸福映画は制作陣や俳優(声優)陣の技量が上がってきて、笑いの要素が足りないようにも感じられる。
なにより、毎回教団内の立場を濫用して主役級キャラに滑り込んでくる大川宏洋(現YouTuber)が、教団を追放されて離脱してしまったのが痛い。
どんなシリアスな場面でも一瞬で笑いに変えてしまう棒演技。
「君のまなざし」で見せた、絶望的な歌唱力。
幾度も我々カルトウォッチャーを楽しませてくれてくれたエースの不在は、本当に痛い。
どうせ幸福映画の最終目的は「布教」なのだから、説法シーンの挿入による糞映画化は避けられない。どうせなら笑いに振り切ってほしいところだが、中途半端な作品にだけはならないでほしい。